集合的無意識とか時代の空気とか

これは僕が直感的に思ってるだけのことなんだけど「俺ってこんなもの(お金、地位、学歴でもなんでも)持ってるんだぜすごいでしょー、うらやましいでしょう。」的な優越感をひけらかす行為はクールではないんだよ、というのが多くのひとに共有される空気になってきたような気がする。たぶんバブルのころがピークで、5年くらい前まではネットでもちらほらみかけることができたけど、最近はとんとみない。僕が好きじゃないからみないようにしているだけなのかもしれないけど、優越感ゲームの総量がここ数年で世の中から激減しているのではないかというのが僕の肌感覚だ。時代の変遷といってしまえばそれまでなんだけど、この変化にどういう力学が働いているのかについて空想し出すと止まらなくなる。ユングはこういうものを集合的無意識という形で処理したけどもうちょっと新しい知見を加えて解釈しなおすことできないものだろうかと思う。そのためには社会学とか脳科学とか量子力学とかを統合する必要がありそうだから、僕の生きている間にその糸口でもつかめればまあいいくらいかな。